Roborock類似モデルの違いを比較!公式取材の結果とマニアの見解を伝授

ロボット掃除機

この記事はこんな方に向けて書いています

🔸『Roborockの機種(モデル)が多すぎてどれを選べば良いのか分からない』

🔸『似たような機種があるけど、何が違うの?』

2025年7月現在、Roborock(ロボロック)ではAmazonや楽天市場も含め、21機種の購入が可能です。
しかし、中には製品名が少しだけ違うものもあり、違いが分からず購入を迷ってしまう方がいると思います。具体的には、以下のような似た名前の機種があります。

  • 「Saros 10R」と「Saros 10」
  • 「S8 MaxV Ultra」と「S8 Max Ultra」
  • 「S7 MaxV Ultra」と「S7 Max Ultra」
  • 「Qrevo C」と「Qrevo L
  • 「Q7T+」と「Q7B+」

実は、違うのは製品名だけではなく、性能や価格、購入できるサイトも少しずつ違うんです。

筆者は、2021年から4年間「Roborock S7+」を愛用し続けており、性能や使用感はある程度把握しています。
しかし、いくら調べても違いが分からないことは、今回、Roborock.Japan(ロボロックジャパン)公式に取材し、不明な仕様を徹底的に調べました。
この記事では、上にリストアップした機種について、公式取材データをもとに、違いを比較しています。
この記事を読めば、Roborockの中で似たような機種(モデル)で購入を迷っているあなたも、違いを理解して自分が本当に欲しい機種を見つけられます。

「Saros 10R」と「Saros 10」の違いを比較

「Saros 10R」と「Saros 10」はどちらも2025年6月に発売された最新の最上位モデルです。
ロボロックジャパン公式への取材と筆者独自の調査により分かった主な違いは、以下の通りです。

機種(モデル)
画像出典:Roborock.jp
Saros 10R

Saros 10

販売店舗オンラインショップ限定ヤマダ電機グループ限定
吸引力20,000Pa22,000Pa
マッピング方式3D ToF昇降式LDSレーザー(2D)
& 上方向ToF
物体認識・回避方式3D ToF
RGBカメラ
ストラクチャードライト
RGBカメラ
モップ高速回転モップ(最大200回転/分)高速振動モップ(最大4,000回/分)
壁キワ用回転モップ(最大220回転/分)
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マッピング方式の比較

「Saros 10Rに採用されている3D ToF(Time of Flight)は、LDSレーザーの2D(水平方向)センシングとは異なる3D(水平方向+高さ方向)スキャンにより、従来のLDSレーザーと比較し、より高い精度で周囲の物の位置を特定し、詳細なマッピングを可能にしています。
また、3D ToFに用いられている『デュアルトランスミッターソリッドステートLiDAR技術』は、これまでのLDSレーザー(回転式LiDAR技術)とは異なり、本体上部の突起物が解消されることで、常時、本体高さ7.98cmとRoborock史上最薄の本体を実現しています。

ぽめさん
ぽめさん

ちょっと難しいんだけど、、簡単に言うと?

こそてん
こそてん

3D ToF(Time of Flight)は、従来のLDS(回転式LiDAR)より「コンパクト・高耐久・高精度」ということです!

LiDARとは「Light Detection and Ranging」の略です。レーザー光を使って周囲との距離を測るセンサー技術。
LDSとは「Laser Distance Sensor」の略です。LiDAR技術を採用した回転式レーザー測距センサー装置の名称。

「Saros 10」に採用されている昇降式LDSレーザー(2D) は、従来のLDS(回転式LiDAR)を使用していますが、「昇降式」というところがこれまでの機種(モデル)との違いです。
仕組みとしては、家具などの下に本体が入り込み始めた瞬間に、入り込んだ隙間の高さを上方向ToF(Time of Flight)により検知することで、LDS(回転式LiDAR)を本体に収納する、というものです。
必要に応じて自動的にLDSを格納・上昇することにより、本体の高さを7.98cmまで縮小することが可能です。

こそてん
こそてん

昇降式LDSの可動部分の耐久性が心配な方もいると思いますが、公式によると、何万回・数千時間の厳しいテストをクリアしている、とのことです。

回転モップと振動モップの比較

回転モップと振動モップの違いをRoborock Japan公式への独自取材をした結果、以下の通りの回答でした。

『いずれも清掃性能に大きな差はありませんが、以下の違いが挙げられます。
・振動モップ
 1枚のモップクロスが高速振動することによって汚れをふき取ります。
 床への接地面積が広く、汚れを逃さずふき取ることができます。
・回転モップ
 丸形のモップが高速で回転し、こびりついた汚れを取ることに長けています。』

こそてん
こそてん

ただ、筆者の見解としては、振動モップの方が優位ではないか感じています。
理由は以下の通りです。

  • 単純に振動モップの方が毎分の振動数が多いため
  • 振動モップがメインの壁キワ対応モデルは、壁キワ専用のサブの回転モップがついているが、回転モップがメインの壁キワ対応モデルは、メインの回転モップをずらして壁キワに対応する必要があり、2つの回転モップの間に隙間が発生するため
  • 回転するモップは軸の部分に物が絡まる可能性があるため

「S8 MaxV Ultra」と「S8 Max Ultra」の違いを比較

「S8 MaxV Ultra」と「S8 Max Ultra」は2024年8月に発売された機種(モデル)です。

機種(モデル)
画像出典:Roborock.jp
S8 MaxV Ultra

S8 Max Ultra

見守り機能  
双方向通話  
吸引力10,000Pa8,000Pa
汚れ自動検知  
ペット用品周りの強力掃除  
カメラによる撮影
(ペットの自動撮影)
  
ペットのサーチ&撮影  
インテリジェント
音声アシスタント
  
本体サイズ直径35.3cm×高さ10.3cm直径35.3cm×高さ9.65cm
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「S8 MaxV Ultra」の方が吸引力がわずかに強いです。
また、お子さんやペットを自宅でお留守番させている方にありがたい機能が各種ついています。
汚れ自動検知機能は、床の汚れを自動で検知し、大きいゴミは吸引力を強化、頑固な汚れには吸引を停止して水拭きだけを強力に行うなど、掃除モードを自動で変更してくれます。
インテリジェント音声アシスタントは、Wi-Fiに接続していなくても「ハローロッキー」と声をかけるだけで、掃除の開始や停止、掃除モードの変更などが可能です。
「S8 Max Ultra」は、上記の機能はありませんが、わずかに本体の高さがコンパクトなため、家具などの下に入り込む場合、少し有利です。
価格も時期によりますが、2万円程度安いです。

「S7 MaxV Ultra」と「S7 Max Ultra」の違いを比較

機種(モデル)
画像出典:Roborock.jp
S7 MaxV Ultra

S7 Max Ultra


自動モップ乾燥  
自動ドック洗浄・乾燥  
見守り機能  
双方向通話  
吸引力5,100Pa5,500Pa
モップ自動リフトアップ5mm 
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時点
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自動モップ乾燥の比較

実は、自動モップ乾燥は、自動モップ洗浄が搭載されているほとんどの機種(モデル)で搭載されています。唯一、「S7 MaxV Ultra」は、自動モップ洗浄を搭載していながら、自動モップ乾燥が搭載されていません。

「Qrevo C」と「Qrevo L」の違いを比較

機種(モデル)
画像出典:Roborock.jp
Qrevo C

Qrevo L

販売店舗ヤマダ電機グループ限定オンラインショップ限定
製品カラー
吸引力12,000Pa10,000Pa
壁キワ対応モップメイン回転モップを
壁キワへずらして対応
無し
メインブラシ毛絡み防止のため
中央で2本に分離
1本
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「Q7T+」と「Q7B+」の違いを比較

機種(モデル)
画像出典:Roborock.jp
Q7T+

Q7B+

販売店舗ヤマダ電機グループ限定オンラインショップ限定
製品カラー
吸引力10,000Pa8,000Pa
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※2025/7/11
時点
¥49,800
(¥69,800
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